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第23話 一殺多生を強いられた人生②

last update publish date: 2026-01-05 11:20:36

それは、キュアリーハートで悪魔祓いになってから1年後の事。

悪魔であるリフェルとの契約により本来の人格を失ったグレンは本当の名前も忘れ、悪魔を殺す事しか考えない日々を送っていた。

その原動力は誰かを助けたいからでは無く、只々悪魔を殺したいという生理的欲求に近い感情がグレンを突き動かしていた。

まるで血に飢えたかの様に悪魔を殺しまくるグレンの姿を見た人々は彼を人間として見る事は無く、悪魔と同等の危険な存在として認識していた。

そんなある日、謎の集団に取り囲まれたグレンは成す術無く捕縛されてしまった。

その集団は捕縛された後から知る事になり、正体は北の大国の命令を受けた軍事開発機関の者達だった。

軍事開発機関とは、国の軍事力を向上させる為に魔法に関する兵器の開発や魔力、身体などの潜在的能力を底上げさせる役割を持った大国の重要組織。

俺はキュアリーハートで生き延びた後、約1年間北の大国に居た。

そして連れて来られた施設には他にも当時のグレンと同じ歳くらいの子供が数十人連れて来られ、白スーツを着た金髪の男性が子供達全員の前に現れた。

「君達…あの変わり果てた地獄の中、本当に辛く大変だったと思
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